pmwalk’s blog

平和にお仕事したい。

技術ブログにおける「ポエム」もしくは「自分語り」のリスクを理解しておこうという話

前略

 

 

ITエンジニアによる「ポエム」「自分語り」記事は度々ネットの世界で話題になる。
良くも悪くも。だ。

 

 

一時期、Qiitaにおけるポエム記事投稿の是非を問う論争があった。

「ポエム」という名の「自分の考えを主張する文章」を技術ブログに公開すると、様々なマサカリが飛んでくる。
ポエムではない正統派の技術ブログに対してもマサカリがわんさか飛んでくる界隈だから仕方ないのかもしれない。

 

一方、ポエム記事はバズりやすい傾向にある。
第一に、読者目線では読んでいて面白いし、共感できる内容があると尚のこと他人に勧めたり、ポエム記事を引用してさらに自分語りに繋げたりできてしまう。
執筆者目線では、実体験ベースの話だったり、自分の考えだったりを書くため、ネタに困らなく書きやすい。
しかも、先に述べた通りバズりやすいので、書いていて気持ち良い。

 

ただし、ポエム記事には相応のリスクがあることを念頭に置きたい。
自分の考えを語る記事であるため、それはつまり本人の性格、人柄が記事から把握しやすいということを意味する。

そもそも「エンジニアは技術ブログで記事を書こう」という風潮の発端は、就職活動のアピール題材に使えることや、セルフブランディングのためである。
……聖人君主的思考の持ち主はそんなことないかもしれないが。
例えば、ポエム記事が載っている技術ブログを就職先にアピール題材として提出した際、その人がどのような人物なのか採用企業は把握できてしまう。

このこと事態は全く以て問題ではないし、むしろ想定の範疇である。
しかし、バズることしか目的としないポエム記事がそのブログ内に含まれていたらどうだろうか?
感情のままに書いた記事が含まれていたらどうだろうか?
採用企業に良い印象を与えるとは考えにくい。

 

如何せん、世の中に溢れているポエム記事にはネガティブな内容を含むものが多くて仕方ない。
そういった記事を出すのは一向に構わないし、そういった記事から学べることも多い。
ただ、執筆時のリスクを考慮すると、匿名性の低いアカウントでの公開はもっと慎重になったほうが良いのではないだろうか。

 

……と、このように考えているため、わたしはこのブログでポエム記事や自分語りをしていこうと思う。

果たしてこのアカウントの匿名性が高いといえるのかどうかは不明だが。

 

 

初投稿なのでさくっとブログの方針を書くだけに留める予定が、早速まとまりのない怪文書を生み出してしまった。

 

 

早々